2015 陽はまた昇る ワイン・データシート

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 比較的雨量が多いフランス南西部マディラン地方では、タナ種の葡萄から、色濃く果実味豊かで、渋味の強い印象的なワインが造られています。私たちは2007年、足利にタナ種を植え、その後、優れた栽培技術を持つ山形や長野の契約農家のチャレンジ精神に支えられて、わずか数年のうちに素晴らしい品質のタナ種を得ることできました。東日本に育った葡萄の良さを生かすためシンプルな造りを、またカベルネ・ソーヴィニョン種とブレンドして全体の調和をこころがけました。

テクニカル・データ
品種: タナ 78.3%
カベルネ・ソーヴィニョン 21.7%
畑: 長野県高山村 佐藤農園(タナ)
山形県上山 佐竹畑(タナ)
山形県上山 木村畑(タナ)
山形県上山 尾形畑(タナ)
栃木県佐野市赤見 こころみ学園(タナ)
山形県上山 渡辺祐自畑(カベルネ・ソーヴィニョン)
山形県上山 尾形畑(カベルネ・ソーヴィニョン)
山形県上山 渡辺義仁畑(カベルネ・ソーヴィニョン)
収穫: 2015/10/19, 20(タナ)
2015/10/25(タナ) 
2015/10/7, 9(タナ)
2015/10/26(タナ)
2015/10/5(タナ)
2015/10/28(カベルネ・ソーヴィニョン)
2015/10/26(カベルネ・ソーヴィニョン)
2015/10/28(カベルネ・ソーヴィニョン)

収穫時の糖度 約23.0°Brix(平均)

醗酵: 完熟した葡萄を除梗し軽く破砕して、小型のタンクへ移す。1日2回のルモンタージュをおこないながら、徐々にマストを温めてゆく。2、3日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。醗酵は高めの温度ですすみ、残糖がなくなるまで続く。注意深くルモンタージュを続けながら、十分な色素と風味を抽出する。12~14日間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。その後、小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: オークの小樽で約12~13ヶ月熟成。
瓶詰: 澱引き・ブレンド後、清澄・ろ過処理なしでビン詰。
ビン詰日: 2017/01/13    本数: 9,286本(750ml )
アルコール: 13.0 %   酸度: 0.71 g/100 ml.   残糖: 0.16 %

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは、限りなく漆黒に近い赤紫。ポートワイン様の濃縮感のある香り、燻した香り、カシス、ブラックベリー、ビターチョコレート。口中は、初めは大人しいが、時間と共に、渋味がおだやかになり、やわらかな果実味が広がる。同様に、カシス、ブラックベリー、チョコレート、スモーキーさが一体となって、余韻を構成する。
料理との相性: 牛ホホ肉の赤ワイン煮込み、黒酢の酢豚、豚肉の角煮、牛肉のすき焼き、鹿肉の燻製、ブリの照り焼き、ローストビーフ ベリーのソース、牛スジ入りねぎ焼き(鰹節をのせて)、ブルーチーズ、ウォッシュタイプ、ザッハトルテなど濃厚なチョコレートケーキ
飲み頃: すぐ味わいたいなら、3時間前にはデキャンタし、大ぶりのグラスでゆっくり飲むことをすすめる。いい状態で、4、5年熟成させると、固さがとれて、なめらかさが増し、熟成感も出てくるだろう。もっと長い、10年以上の熟成も期待できる。

2018/08/23

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