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| ■ワイナリーあれこれ・・・ワイナリー小史 |
HISTORY
OF
COCO FARM & WINERY
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1950年代のこと。机の前での勉強が苦手な少年たちが、鉛筆を鋤や鍬に持ち替えて、山の急斜面を切り開きはじめました。夏の河原で草を刈り、冬の落ち葉を集め、陽当たりの良い南西斜面の畑に自然の肥料をたっぷりと施し、600本あまりの葡萄の苗木を植えたのです。 1980年代、この急斜面の葡萄畑の谷間で、たわわに実った葡萄をつぶし、ワインづくりがはじまりました。知的ハンディをもつ人たちが暮らすこころみ学園の「葡萄小屋」と呼ばれる小さな小屋の、小さなタンクのなかで、はじめてのワインが誕生しました。 |
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| 凍てついた土を掘り起こす。重い堆肥を担いで平均斜度36度の葡萄畑を這い登る。日の出とともにカラス追いのカネを叩く。炎天下で葡萄の手入れをし、秋、一房一房大切につみ取り、つぶし、ワインを瓶に詰め、ラベルを貼り……、自然とともに働く日々は、知恵遅れと呼ばれ続けてきた少年たちを、知らず知らずのうちに、寡黙な農夫に変えていきました。 |
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1989年、この寡黙な農夫たちは、海を渡ってカリフォルニア州ソノマの自家農園を開墾し、カリフォルニアでの葡萄づくりに加わるようになりました。1995年には、親や家族を招待して総勢280名がカリフォルニアの自家農園を訪れました。
また、2000年夏の沖縄サミットでは、首里城の晩餐会の「乾杯」にココ・ファーム・ワイナリーのワインが採用されました。 |
一年中空の下、国や時代は異なっていても、大地を相手にひたむきに働く農夫たちの、日々の営みに変わりはありません。 今日も、こころみ学園のワイン醸造場、ココ・ファーム・ワイナリーでは、農夫たちが葡萄畑で、醸造場で、一生懸命働いています。 |
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大地を耕し、葡萄を育て、ワインを醸す日々は、自然に導かれ、自らの力をつけ、その力をもとに自然の恵みを存分に受けとめる日々。
1杯のワインが今日あることの喜びを沸き立たせてくれるように、いつの日か、ここに生まれたワインが、美しい絵画や音楽のように、私たちの精神を豊かにさせてくれますように……私たちのささやかな願いです。
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醸造責任者:ブルース・ガット・ラブ
(Bruce Gutlove) |
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