2014 山のタナ ワイン・データシート

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タナ種は日本ではあまりよく知られていません。それは私たちがそれを栽培したいと言ったとき、販売スタッフがたいへん驚くくらい・・・彼らは誰も知らないようなワインをどのように売ったらよいか、期待しつつも戸惑っていました。
私たちは辛抱強く話しました。どんな葡萄品種を栽培するのかを決めるのは単純なことで、「日本でうまく育つ品種こそが、私たちが栽培すべき品種」と考えています。海外のワイン産地と比べたとき、日本の独特な土壌と気候は私たちを困惑させました。しかし、世界のある場所には日本に似た地域があったので、その地域から葡萄の木を持ってきて、自分たちの畑で育てました。
結果、濃い色、しん、果実味、ストラクチャーを持ったワインをつくれたことに満足しています。

テクニカル・データ
品種: タナ 100 %
畑: 山形県上山
収穫: 2014/9/29, 10/21
収穫時の糖度:24.1°Brix(平均)
醗酵: 完熟した葡萄を除梗して、小型のタンクへ移す。1日2回のピジャージュをおこないながら、徐々にマストを温めてゆく。3、4日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。醗酵は高めの温度ですすみ、残糖がなくなるまで続く。注意深くピジャージュを続けながら、十分な色素と風味を抽出する。約2週間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。その後、小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: オークの小樽で13ヶ月熟成。
ビン詰: ビン詰日: 2015/12/24 本数: 1,708 本(750ml )
アルコール: 12.7 %   酸度: 0.84 g/100ml.   残糖: 0.17 %

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
長期熟成可能なフル・ボディの赤ワイン。色調は、中心部が漆黒となるほど深い紫色。
香りはプラム、カシス、ダークチェリー、フランボワーズのような華やかな香りがある。コーヒー、チョコ、シナモンの香りが複雑さを出している。口に含むと、しっかりとした芯のある酸味とモカのような苦味を、まるみのあるプラムやチェリー、カシスの果実味、細かく柔らかい渋味、香ばしいオークの風味が取り囲んでいる。余韻はしなやかで長い。
料理との相性: やや濃い肉料理(ステーキや煮込み、スペアリブなど)、牛肉の燻製、トンポーロー、
黒酢の酢豚、メンチカツ、炭火焼全般、メカジキのソテーバルサミコソース、
チーズ(ブルー、シェーブル)
飲み頃: 現在から2024年頃まで:それ以降でも、熟成により口当たりが柔らかに広がる、ゆったりとしたまろやかで複雑なワインとなるだろう。

2017/02/23

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